Nov 11, 2013

My TOKYO visit ① ~BUAISO~



きっかけは、
コレでした。

 
 先週の連休中に、
英語の勉強をしようと図書館で見つけた和楽
白洲正子の凛とした表紙に魅かれて、
ページをめくると、
なんだか、
「逢いにいらっしゃい。」
と囁かれた気がして。
(よくあるのです。こういうこと。
そういうときは、理由なくただ体を動かして出向くのみ。)
ちょうど、
東京へ行こうかと思っていた矢先の出来事でしたので、
行の新幹線は新横浜で下車。
そして、
電車とバスを乗り継ぎ、到着。
 海外で何年か暮らしたことのある誰もが気づくであろうこと。
それは、
日本人の美意識の高さ。
 次郎、そして正子もまた、
外国と常に寄り添った人生でした。
そんな2人が晩年を過ごした邸宅は、
いたる所に、
日本の誇りを感じる、
凛とした空気の流れる空間でした。
 電燈ひとつにしてもため息。
お庭に見える可憐な野草。
邸内は撮影禁止でしたが、
『秋の展示』ということで、
正子の所有する着物や帯、民芸品、和食器などが、
所せましと並べられており、
特に印象的だったのは、
彼女が執筆作業をしたという書斎。
窓辺に面した文机。
古書でたくさんの本棚。
畳の上に座り込んで、
目を閉じて、
しばし、
正子との対話を楽しみました。
 紅葉にはまだ早いようでしたが、
紅の椿がとてもきれいでした。
 これだけの紅葉なら、
もう少し寒くなったら、
たまらなくきれいなのでしょう。
  
さらりと、
軒下に飾られていた生け花。
息を飲むほどの美しさに、
吸い込まれるようでした。
次郎は木工の趣味もあったようで、
パンの木箱や机なども飾られてありました。
正子にも何点か贈ったようです。
 
  
80歳を超えても、
次郎の顔は、
あどけない少年のまま…。
東西きっての色男。
嫉妬するくらい素敵♥

TODAY'S OUTFIT
・Linen Coat pip-squeak-chapeau
・dress dosa
・pants ARTS & SCIENCE
・stole Faliero Sarti

ps
今回もとても実りのある東京滞在でした!
限られた時間だったので、
声をかけられなかった友人たちもいっぱい。
またすぐに、
Come Backしま~す!

引き続き、
日々の暮らしのこと、
そしてもちろん、
NYC & BROOKLYNのことについて綴っていきます。
どうぞよろしくお願い致します★

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