sep. 4 vendredi
早朝。
モンパルナス駅からTGVにて出発。
行き先はレンヌという小さな街。
TGVとは、
日本でいう新幹線のようなもの。
これに乗ればリヨンなどの近郊の街から、
ベルギーなどのお隣の国まで行くことができる。
いつかこれで、
ブリュッセルまで行ってみたいと想い深ける。
そしてレンヌへ到着。
そこからはバスで、
念願だったMont St-Michelへ。
田舎道をぐんぐんぐんぐん。
途中で見えた小さくて可愛い田舎街。
パリとは一変する景色。
見渡す限りの田園風景。
そして・・・。
遠くに見えるのは、
美しい修道院の丘。
途中降り出した雨は奇跡的に止み、
潮の臭いを感じながらMont St-Michelへ降り立つ。
細い緩やかな坂道に
所狭しと並ぶお土産屋さんとレストラン。
名物のフワフワなオムレツは、
予算オーバーだったのと、
バスの中のうわさ話を参考に却下。
（バカ高いだけで大したことない、という。）
坂道を上りながら想い出すのは、
京都の清水寺。
なんだか西洋と和で雰囲気が似ている。
到着した修道院は、
とても静かで、質素な空間。
もっとな華やかなのかと思っていた。
偶然、
修道院付属の教会で始まったミサに参加。
修道女達が歌う賛美歌の美しさに感動する。
石壁に吸い込まれてゆくお祈りのコトバ。
決して華美ではないけれど、
厳かな教会。
バスが来るまでの間、
遅いランチに坂道のカフェで、
クロクッドムッシュとクレープを。
ホットコーヒーが冷えた体に染み渡る。
そして、潮が引いた干潟を散歩、
写真撮影。
十二分に満喫できたMont St-Michelへのショートトリップ。
全部で６時間以上の滞在時間だったけど、
３時間くらいがオススメ・・・かな（笑）
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