～つゆみさんのぼうし～
BROOKLYNで当時のパートナーと暮らし始めた頃、
近所にとても素敵なセレクトショップがあるのが自慢だった。
名前はBird。
4th Aveのアパートから、
5th Aveのそのお店まで、
歩いて１０分。
雪の降りそうな、ある冬の夕暮れ。
真っ黒いウールツイードの素材。
サイドからツバにかけて真っ黒い毛糸のトリム。
てっぺんには同じ毛糸のボンボン。
気になり、
手に取ると、
インナーのバード柄のファブリックに一目惚れした。
プライスも驚くほどではない。
いつもの癖で、
ふとブランドタグを見て見ると、
"TSUYUMI"
つ・ゆ・み。
異国の土地にポツリとあるセレクトショップで目にした、
日本人の名前。
なんだか嬉しくなって、
もちろんその子は家に一緒に連れ帰った。
つゆみさんの帽子は、
すべて、
つゆみさんが、
一つ一つ自宅兼アトリエで手作りされている。
インナーで使うファブリックや、
アクセントになるボタンはヴィンテージのものを。
型紙を引き、
ミシンを踏み、
ニット素材は、
２本の編み棒で。
心を込めて、
大切に大切に、
手作りされている。
私がそのことを知ったのは、
つい最近のことで、
とても驚いた。
「だって、その帽子が可愛くて、かぶりたいと思えば、
その帽子ができるまでの工程は、それほど大したことじゃないでしょう？」
と、
エレガントに微笑む。
もうすぐくる、
冬支度の衣替えをしようと、
衣装ケースを開けると、
ずっとお気に入りの、
つゆみさんの帽子が。
そっとタグをめくってみると、
そこには、
控えめな文字で、
made in USA
とあった。
こんなふうにモノづくりをする人を、
私はとても好きだと思う。
ご縁があり、
NY Fashion Weekを通して、
TSUYUMIのデザイナー、
つゆみさんとお逢いできたのは、
早、３年ほど前。
今回の滞在で、
是非、ゆっくりお逢いしたいです！
とラブコールを送らせて頂いたら、
「是非是非！」
と嬉しいお返事が♥
日本帰国までカウントダウンが始まりつつある、
最終週の月曜日。
つゆみさんとのブランチ。
場所は、
お馴染み★
日本上陸には、
全く興味が沸きませんが、
本場のここは、
やっぱり雰囲気も味も最高です！！
絶対に外せないのが、
こちら！！
アーティチョークのディップ♥
ランチメニューの、
Club House Sandwich、BLT。
Thank you very much for beautiful Lunch time!!
美しく、エレガントで、憧れの女性なのです♥
結局、
お話しが楽しすぎて、
２軒目に→ Sugar Sweet Sunshine。
今シーズンの、
のランウェイショーの帽子も手掛けられたようです。
フランス女優がビーチでかぶっていそうな、
とっても素敵な帽子でした♥
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夜は、
古着時代の戦友、
しのぴが、
はるばるPark Slopeまで訪ねて来てくれました。
ビールとチップス片手に、
深夜までNon Stop Girl's Talk!!
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