a.b.k Custom Leather Craft

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チャイナタウンの端っこに、

ポツリと一軒だけの異空間。

窓越しに覗くと、

“凛”というコトバが似合うショートカットの女性が、

作業台に向かって、

黙々と手を動かしている。

作業場のオマケのような店内には、

所狭しと、

湯気が出そうな、

できたてホヤホヤの彼女の作品達が並べられて、

次なるご主人様のお迎えを待ちわびている。

傍らに演出されているディスプレイ達も、

それはそれで、

とてもセンスが良くて、

そういう作り手の小さなこだわりが、

私の感動のツボをグイグイと押す。

１０年以上前の話し。

まだ日本に直営店のなかったHENRY BEGUELIN。

どうしても欲しくて、

ロンドンのお店まで行った記憶を想い出す。

上質で滑らかなレザーに、

オミノの刺繍、

そしてクラフトマンの誇り。

その全てに感動して、

当時のお小遣いをはたいて手に入れた真っ赤なバックとお財布は、

今でも私の宝物。

お財布はずっと変わらず愛用中。

ひとつひとつ丁寧に手作りされた作品達は、

HENRY BEGUELIN同様、

ポンッとは手に入れることはできないけれど、

いつか私の１０年モノコレクションにできるといいな。

欲を言えば、

これ以上大きくならずに、

ずっとこのまま何十年と続いていくブランドでありますように・・・。

"a.b.k Custom Leather Craft"

ps

大切な友人から、

彼の生ギター＆歌声で、

動画が贈られてきました。

感動・・・。

こちらこそいつもありがとう。

歌を贈られるなんて初めての経験でした。

やること全てが憎いです。

こちら本家なり。

ありがとう
　　　　　　　　　　　　　　　　作詞／曲　細野晴臣
　　　　　　　ありがとう　君のきまぐれにありがとう
　　　　　　　ありがとう　君のでたらめにありがとう
　　　　　　　お世辞も皮肉のことばにも　ただどうもどうも
　　　　　　　口から出ることばは　ただありがとうだけ

　　　　　　　ありがとう　君の嘘っぱちにありがとう
　　　　　　　ありがとう　君の薄笑いにありがとう
　　　　　　　お世辞も皮肉のことばにも　ただどうもどうも
　　　　　　　口から出ることばは　ただありがとうだけ

　　　　　　　どうです　僕は大地のように
　　　　　　　かかわるすべてを　受け入れるふり
　　　　　　　だんだん馬鹿になってゆくのです

　　　　　　　ありがとう　君の忠告にありがとう
　　　　　　　ありがとう　君の親切にありがとう
　　　　　　　石になったこころに響いても
　　　　　　　口から出ることばは　ただありがとうだけ

　　　　　　　どうです　僕は大地のように
　　　　　　　かかわるすべてを　受け入れるふり
　　　　　　　だんだん馬鹿になってゆくのです