Jun 23, 2011

ALEXANDER McQUEEN SAVAGE BEAUTY in MET...

生前、
彼のことで知っていることといえば、
とにかく才能のあるデザイナーだということ。
20代の頃、
毎週欠かさず見ていた『ファッション通信』で、
大内順子がいつも大絶賛していたこと。
ランウェイの最後に登場して、
自分の履いていたパンツを突然脱ぎ出して、
中に履いていた、
ユニオンジャックのトランクスを見せつけていた姿など。
でも、
シンプルイズザベストで育った私には、
彼の毎回奇抜で奇想天外なtheファッションは、
あまり好みでなくて、
マルタン・マルジェラや、
ベルンハルト・ウィルヘルムなどのアントワープ勢、
ショーで好きなのは、
ヴィクター&ロルフ(オランダ)。
彼やジョン・ガリアーノなどのイギリスファッションには、
あまり興味はなくて、
でもゴルチェは好き♥(だってパリだもの)
只今、
大盛況中のメトロポリタンミュージアムで開催されている、
幸運なことに、
友達のHiromiちゃんがメットでインターンシップ中につき、
なんとっ!!
「閉館後に見せてあげるから!!」
との嬉し過ぎるご好意に甘えて、
ツアーを決行★
驚くことに、
日々、長蛇の列らしく、
30分待ちは当たり前!!
見れても人垣の間から覗く程度しか見られないんですって!
だから、
もう素晴らしくラッキーなのです。
ありがとう、Hiromiちゃん!!
持つべきものはやはり仲間・・・。
閉館の30分前くらいに到着し、
まだまだ人々の残るSAVAGE BEAUTY展に入るも、
最初の部屋でぞ〜っと鳥肌。
仕立ての良さそうなテイラードジャケットやパンツ。
ネイビーとベージュのグラデーション。
ライティングもさることながら、
空間全てが計算しつくされて、
「うややや〜!!」っとなってしまいました。
そして、
奥に続くは、夢のセカイ。
Hiromiちゃんの解説とともに、
ユキコちゃん、asakoさんとともに、
放心状態のまま突き進みました。
しばらくすると、
「もう閉館5分前だから出て〜!!」と、
他のお客様は追いやられ、
特別に許された数人だけが、
館内に残って、
思う存分楽しんだ訳なのです。
メトロポリタンで、
ALEXANDER McQUEEN SAVAGE BEAUTYを、
貸し切り・・・。
なんて!
なんて!
贅沢なのっ!
終わりの部屋まで行ったのに、
「ざ〜っと復習しましょう!」って、
戻ったりしちゃったもんね♥

しかし、
もはや、
ファッションでは片付けられないアートのセカイ。
彼自身の内なる衝動が、
ど〜んっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
って表現されていて、
「これっ!俺っ!(ワタシ?)」って。
かつ、
どれもこれも「美しい!」の一言!!!!!!!
頭の先から爪の先まで、
全てに盛り込まれた『美』。
女性への永遠の憧れそして嫉妬。
そんなものも感じてしまいました。
私のまわりのヘアメイクやっている子達が、
こぞって大絶賛なのも分かったな〜。
まず完成系を決めて、
そこからそれに向けてパターンをひいて、
そのものを立体にする作業も、
緻密に計算されて、
ファッションってすごい。
でも、
毎シーズンやってくるコレクションのサイクルに、
次々とアイデアを生み出して、
表現してゆく苦悩・・・。
ビジネスとの両立・・・。
などなど、
いろ〜んなことを考えながら、
じっくりと、
ゆっくりと堪能。
かなりのインスピレーションを頂いたのも事実。
亡くなってしまって、
伝説だけがこうして残っていくのかな・・・。
好みだろうが、
好みじゃなかろうが、
こうして、
120%の情熱をつぎ込んで、
「どうだ!」って見せられると、
とにかく、
人の心を揺さぶることができるのだ!と、
再確認したのでした。
超感動した!!!!!!!!!!!!!!
Hiromiちゃん、
貴重な体験をありがとう♥

今日の買い付けにて、
いつものディスカウントデパートで、
アレクサンダーマックィーン熱が覚めやらず、
『McQ』の服を多めに買い付けてしまいました。
無事に売れてくれることを祈ります。

No comments: