シルクシフォンを中心とした、
何とも言えない発色のミルキー色。
アンティークレースのパッチワーク。
前髪の揃ったおだんご頭のお姉さん。
体は人間で頭は鳥のトルソー。
ABC Carpet & Homeで、
初めてGRAY GRAHAMの洋服達に出逢った時、
手に触れることのできない宝物のように、
ただただ、
１点１点をじっと眺めることしかできなかった。
とにかく繊細で、
美しくて、
確実に洋服という領域を超えた作品達。
そんな彼の初めてのフラッグストアーが、
トライベッカの外れにできたという。
寒くなりつつNYの街。
彼の世界感に触れてみたくて、早速・・・。
Vogue/CFDA Fashion Fund
のファイナリストでもあるGARY GRAHAM。
まず入り口のディスプレイからしてスゴイ。
天井から吊られた数体のトルソーと垂れ幕。
まるでオペラの舞台セットの中に入り込んだ様。
そして、
中央にある３、４本のラックに、
洋服が数点・・・。
１０：３＝空間＆ディスプレイ：洋服（商品）
なんて贅沢な店内！！
完全にショップというよりも、
ギャラリーorミュージアム。
もちろん、
商品でもある洋服達の素晴らしさは健在。
店のお姉さんも、
真っ赤なシルクシフォンのドレスに、
ブラッくレザーのライダース。
両手にはびっちりのタトゥー。
ここのブランドは、
ニット系も最高に素敵。
手編み風のボレロや、
計算されたような編み間違いのカーディガン。
ショーケースの中には、
アンティークのハイヒール、リボン、ボタン、ビーズ・・・。
ため息・・・。
ご想像の通り、
洋服全てお値段も最高級。
でも、
いつもの古着屋さんで、
奇跡的な出逢いがまた！？
リネン混のストライプのコットンベスト。
状態も良く、
もちろんプライスは２０分の１？（想像）
タグをよくよく見てみると、
手書きで、
スタイル名とサイズとナンバーリング。
こういうの、たまりません・・・。
176 Franklin Street
New York NY 10013
[P] 212.274.8940
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