Jun 2, 2009

The Tortoise night in Brooklyn...

その日は朝から仕事。
夕方、
全ての仕事を終えて家に帰り、
シャワーを浴びて、
陽も落ちかけて来た頃に、
ぶらりと隣駅までサブウェイで・・・。
目的地まで15分弱。
信じられないことだけど、
そんな気軽さで、
待ちに待ちこがれたTORTOISEのライブ in Brooklyn。
ちょっと、お母さん公民館に行って来ますから!的なノリ。
本当にシアワセなことでした。
NYのことだから、
7:30のOPENでも絶対遅れるだろうなあ、と、
8:00に会場入り。
こんなふうな倉庫街にポツリと。
ハウスの名前は、
THE BELL HOUSE...
エントランスには雰囲気の良いバー。
そこでステラビールと、
バーの親父オススメのタイチキンのパイ。
1人、ほろ酔いながら、
開演前の静かな時間。
どうせならと、最前列のセンターをキープ。
TORTOISEのライブは、日本でも何回も行ってるけど、
ここBrooklynでも同じ現象が・・・。
お客さんの8割型が理数系風お洒落GEEK(オタク)。
眼鏡男子率、相当高かったです。
そして、
ライブスタート!!
やっぱり生TORTOISEはものすごかった・・・。
しかも、ステージかぶりつきポジションだったので、
目の前でジョン・マッケンタイヤのドラムさばきが・・・。
ジョンの汗がかかるかかる。
ツインドラム、やっぱりカッコ良すぎです。
それに、
メロウなジェフ・パーカーのギター。
そして、
シロフォン。
(あ、ジェフが真っ黒だ・・・。)
アルバム『TNT』や『STANDARDS』からも名曲の数々。
鳥肌が何度立ったことか・・・。
ただ摩訶不思議なことに、
一切、微動だにしないBrooklynピープル。
ノってても首だけとか、手だけとか。
ただじっくり、じっとりと傍観するのみ。
私、最前列のど真ん中で、
踊りまくりたいのを我慢しながら、
不完全燃焼でした・・・。
ああ。日本人って意外にノリがいいんだなあって。
ジョンも何かのインタビューで言ってたな。
「日本人は若いファンが多いから盛り上がりやすい。」と。
そういえば、
1年くらい前に行ったホセ・ゴンザレスのライブも、
やっぱりBrooklynで、
み〜んな穏やかに見てたなあ。
でもまあ、
そんなアットホームな暖かい雰囲気のおかげで、
1人でも気兼ねなく楽しめたライブ。
ジョンの両腕のタトゥーも間近で拝めたし。
相変わらずMCは一切なし。
Thank you very much...のみ。
それにしても、
この5人のおっさん達、
いつまでもカッコいいす。

No comments: