Oct 18, 2010

STUDENT SHOW.

学校にて開催中のSTUDENT SHOW。
その作業に終われて、
慌ただしい日々を過ごしていましたが、
ようやく先週の火曜日に無事スタート。
今回の作品は、
銅板で作った靴。
糸の代わりに細いワイヤーで縫い上げました。
その日の天気の湿気具合で、
表面の錆びた部分の色が変わったり、
蒼い斑点が出来たり出来なかったり。
他のクラスメイトの作品である背景の白い円とマッチして、
セットで褒められることが多いのですが、
あくまでも私の作品は靴のみ。
今学期から初めてクラスを取ったのは、
ミスター・マリッツィオ。
ヴェニス出身のイタリアンガイ。
話すと止まらなくなるのがタマにキズですが、
NYU&コロンビア大学の
master degreeでも教壇を取っている強者。
彼の作品集を見て、
そのセンスに惚れられてか、
いつも取り巻きのような人々に囲まれているファンの多い先生。
最初はちょっとどうしていいのか馴染めませんでしが、
みんなと一緒に頑張って、
このショーを成功させたことで、
クラスに一体感が生まれて、
今はなんとなく居心地の良い感じ。
ちょっと感動したのが、
ショーのパーティ後に、
彼が、
みんなを集めて一人一人の総評を。
今まで取っていた先生は、
こんなことしなかったので、
びっくり。
また彼の表現力の素晴らしさに驚く。
見てないようで、
意外に生徒一人一人を見ていて、
私が自分の作品について、
表現したかったことが、
代わりに彼の言霊によって放たれた感覚。
以下は、照れくさいので、
わざわざ訳しませんが、
彼の私についての総評です。

In the work of Sachi there is an intellectual innocence,
of forms, objects and material.
Memories are traversing the display in which the objects
establish a dialogue between present and past, in a world
populated by adults and children. It is never clear if in
the work there is a sense of nostalgia, typical of some
population of Europe and East Europe, but an atmosphere
of suspension leave a mood of loss. The material is always
hand made, never industrial, full of touch and poetry.
The work is between subjectivity and world of dreams
already dreamed and small presence. A micro universe
of objects as signs.

ps
子供クラスの授業風景。
キャワイイ。。。

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