Jun 24, 2013

031 Vintage Stage Cosutume Gown(via my closet no.9)

treasure NO.031:ヴィンテージステージコスチュームガウン
map :Stella Dallas Living

そ の昔働かせて頂いていたBrooklynの古着屋さんStella Dallas Livingには、ヴィンテージを修理したり、オリジナルにカスタイマイズしたりするソーイングテーブルがありました。その隣にあったクロゼットには修理 を待つ数多くのアイテムたちが並んでおりました。ある日、衝撃的な出逢いをしたのがこのガウン。埃をかぶり、黒ずんだそれは、全体に破れかぶれで申し訳な さそうにハンガーにかけられていて…。一目惚れでした。ホツレとは言えないほどの破損部分に当て布で修復しようと思っていたオーナーをどうにか阻止して、 そのボロボロの状態で買い取りました。年代は未定だそうですが、かなり古いものだということで、当時の舞台衣装だそうです。表は絣(かすり)のような和 柄、裏は朱色のドット柄。もちろんリバーシブルで楽しむことになるでしょう。すでに持ち主があまり布でパッチワークのような修復をしており、ところどころ に見られる花柄の分量が絶妙。溜息、そして吐息が止まりませんでした…。インナーにはシンプルに白いTシャツにデニム、そしてサラリとこのガウンを羽織る 感じ。たまりません。でも私のひとつのルールとして、愛用する前に必ずお洗濯。漬け置きしたら、真っ黒と朱色が混ざったグロテスクな色の水色になりまし た。少々色落ちはしましたが、それはそれでまた美しきかな。 
肩にかけたのは、
お気に入りのdosaのカンタショール。
あえて、
同じテイストでまとめてみました。
ウエストを太めのベルトでしめてみたり。


裏にするとこんなふう。
美しいです。
お花柄はポケットでして。
表だけだと、
思い切りジャポニズムですが、
裏姿は、
わりと洋風…。
そのオリエンタルな雰囲気が、
たまりませんの。
これにカンタショールも好きです。
このガウンには逸話がありまして、
NYでこれを着て街を歩けば、
多くの人に声をかけられます。
そして、
昨年、
ヨーロッパツアーを決行したとき、
イタリアはミラノでこのガウンを楽しみました。
旅仲間、
愛するバイヤー田辺さんから、
「明菜~!」という光栄なニックネームを頂きまして笑
そういえば、
こういうの着てたね。
DESIREだね。
髪の毛もおかっぱにするべきだね。
きっと。

おばあちゃんになっても着るんだいっ!

"My Treasure Hunting in Brooklyn" Treasure NO.31更新致しました。 

ps
  一足先にNYの旅路を楽しまれた
から、
心のこもったNYのお土産がクール便で届きました。
美味しそうなチョコレイト。
おそらく、
帰られた次の日くらいに、
早々に送って下さったと思われ、
そのお心遣い、気配りに、
心から感動と嬉しさを覚えました。
こういう大人の女性になりたいものです。
7月にお会いするのを首を長くして待ってま~す。
彼女の視点から見たNY、Brooklynの風景。
お土産話を聞けることが今から楽しみでなりません。

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