そこに看板はありません。
小さなステッカーが貼ってあるだけ。
そんな入り口です。
そして、
ブザーを押すと、
がちゃりと扉が開いて、
「Hello! Welcome!」
と、
とびっきりの笑顔で、
とびっきり素敵な女性が、
とびっきり素敵な空間へと、
私たちを迎えてくれます。
なんだか時代を越えて、
異空間へと迷い込んでしまったような感覚。
ここはBrooklyn、Green point地区の外れ。
Gトレインの駅からメインストリートに上がると、
広がるのはポーリッュ街。
看板も全てポーランド語。
昔、この辺りに住んでいた友人曰く、
美味しくて安いパン屋さんやお肉屋さんが多いとのこと。
（デリに売っているローストビーフは絶品！！）
ぜ〜んぜん、気取っていなくて、
下町情緒漂う、
ホッとする場所。
それでもやっぱり、
Williamsburgから徒歩圏内ということもあって、
昔に比べると家賃もぐ〜んと上がり、
お洒落なお店も増加中！！
そして、
時々、
マンハッタンなどのセンスの良い雑貨屋さんで見かける、
黄色い缶に入った紅茶がとっても気になっていたところ、
「Green pointにお店があるのよ！」
という情報を聞き、
いつか行ってみたいなと想い続けていたのでした。
さらに、
いつか誰かにこんな素敵な贈物をしてみたいな、とも。
縁あって日々様々な方々と出逢いますが、
彼女との出逢いは、
確実に私の人生にとって大切なものとなりました。
こんなに洋服に愛情を持って、
センスも抜群で、
人間的にも愛すべき女性と一緒に、
お仕事ができること。
顔を合わせると、
お互い年を忘れて、
キャーキャー♥と、
女子高生並みに盛り上がります。
そんな彼女へのお祝いに、
スっとイメージしたのが、
この紅茶。
“黄色”も彼女のイメージカラー。
普段、珈琲は飲まないから、
紅茶好きなはずっ！という勝手な直感。
カウンター越しに丁寧に相談に乗ってくれる美人マダム。
（おとぎ話に出て来る“いいもんの魔女”風）
テイスティングもさせてくれるし、
全ての香りもチェックOK！
マダムが調合したオリジナルteaには、
どんな種類の葉っぱが入っていて、
どんな効能があるのか、
カルテのようにメモしてくれます。
「大切な友人へ贈りたいの。」
と訪ねると、勧めてくれたのが、
LITTLE DICKENS。
甘いけれど、少しだけスパイシーな香り、
そして、なんだかネーミングもその彼女にぴったり。
「Ok, I trust you.
（じゃあ、これでお願いします。）」
黄色い缶に、
黄色い薄紙に、
黄色い箱に、
黄色いリボン。
ちなみに、缶のイエローは全てハンドペイント！
素敵な贈物が完成。
Dear Tanabe san
ご結婚おめでとうございます！
極寒のNYはいかがですか？
またキャーキャー♥言って、
NYの街を一緒に歩けることを、
いつもいつも願っております。
お仕事頑張れ〜！
ps
Green pointに行くと必ず寄って、
デザイナーSVETAにsay hello!を♥
この日も、
コレクション前で超忙しそうだった彼女。
でも私の顔を見るとニッコリとハグ♪
「ちょっと紅茶を買って来たの。」と言うと、
「ああ！BELLOCQね！」
オーナー同士お友達みたいでした。
やっぱり素敵な人々は繋がっているものですね〜。
そして、
帰りには、
Peter Pan Donut & Pastry Shopで一服ホっ。
This is my favorite time at Green Point in Brooklyn.
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