『くちぶえサンドイッチ』は、
創刊当初購入して、
日本の私の部屋の本棚にある。
大好きな立花文穂さんの装丁が、
それはそれは美しくて、
松浦氏の文章で、
フムフムとなって、
立花さんの挿絵で、
ニマニマとなって、
とにかく大好きで大切な一冊だった。
ここのところ、
asakoさんの書庫からお借りして、
ずっと立て続けに松浦氏の本を読み続けていたら、
ものすごく前向きになれる自分がいて、
そりゃもうびっくり・・・。
アメリカでの、
彼のいう暗黒時代と、
今の自分の状況とが、
重なりあって。
そして、
その時期を乗り越えて、
本を愛する情熱を捨てずに、
まわりにいる人々を大切にして、
誇りなる仕事と、
家族に囲まれて人生を送っている、
彼に憧れる。
やっぱり自分が好きなものやことを、
大切にして、
それを信じて、
生きてゆくしかない・・・。
今の私には、
ここで、
精一杯、
やれるだけのことをやるしかない。
Go for it なのです。
そして、
松浦氏が編集長をしている『暮らしの手帖』。
母が購読していたのか、
それとも亡き祖母だったのか。
我が家には花森安治編集長時代からの、
『暮らしの手帖』が届いていたから、
とっても身近な雑誌の１つ。
海外に来てからは、
日本の雑誌や書籍ほど高いものはないから、
いつも紀伊国屋書店で立ち読みして、
やり過ごしているのですが、
最近とっても大好きな連載があって、
それが、
『ワンピースのおんな』。
見開き２ページに、
ワンピースをきたおんなが、
ドーン！とのってる連載。
そして、
そのモデルさんの名前、職業、住んでいるところ、
だけが小さくのってるだけ。
その写真がものすご〜くカッコいい！！
モデルさん達も、
特に若くてピチピチだったり、
キレイだったり、
スタイリッシュだったりではなくて、
人生の酸いも甘きも知り尽くしたような、
ミドルエイジの熟女達・・・。
それが、
またものすご〜くカッコいい！！
とにかく毎号チェックしては、
「う〜ん」と唸ってしまう、
ものすご〜くカッコいい記事なのです。
そんなことをふとasakoさんと話していたら、
「あら！あの企画と撮影しているのキクちゃんよ。」
とのこと・・・。
「ええええええええええ！！！！！！！！」
asakoさんのブログの撮影にて、
お世話になっている
フォトグラファーusuyama kikukoさんのお仕事でした。
彼女のポートレイト、
痺れます・・・。
そんな方に、
いつも素敵な写真を撮って頂いているなんて！！
全ての出逢いに感謝感激。
ああ！
神様ありがとう・・・。
ps
私の第２の両親でもある、
Life Gallary SUS & Contrastの夫妻が掲載された
『クウネル２０号』にあった、
オーラロシューズの工場を訪ねる記事の撮影をされたのも、
kikuさんでした。
この２０号は宝物で、
もちろんNYにも持参してきました。
当時の撮影の裏話が聞けたりして、
（ここでは書けませんが笑）
asakoさんとkikuさんと３人で、
楽しい時間を過ごした前回の撮影。
贅沢だなあ〜〜〜。
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