きっかけは、
コレでした。
先週の連休中に、
英語の勉強をしようと図書館で見つけた和楽。
白洲正子の凛とした表紙に魅かれて、
ページをめくると、
なんだか、
「逢いにいらっしゃい。」
と囁かれた気がして。
(よくあるのです。こういうこと。
そういうときは、理由なくただ体を動かして出向くのみ。)
ちょうど、
東京へ行こうかと思っていた矢先の出来事でしたので、
行の新幹線は新横浜で下車。
そして、
電車とバスを乗り継ぎ、到着。
海外で何年か暮らしたことのある誰もが気づくであろうこと。
それは、
日本人の美意識の高さ。
次郎、そして正子もまた、
外国と常に寄り添った人生でした。
そんな2人が晩年を過ごした邸宅は、
いたる所に、
日本の誇りを感じる、
凛とした空気の流れる空間でした。
電燈ひとつにしてもため息。
お庭に見える可憐な野草。
邸内は撮影禁止でしたが、
『秋の展示』ということで、
正子の所有する着物や帯、民芸品、和食器などが、
所せましと並べられており、
特に印象的だったのは、
彼女が執筆作業をしたという書斎。
窓辺に面した文机。
古書でたくさんの本棚。
畳の上に座り込んで、
目を閉じて、
しばし、
正子との対話を楽しみました。
紅葉にはまだ早いようでしたが、
紅の椿がとてもきれいでした。
これだけの紅葉なら、
もう少し寒くなったら、
たまらなくきれいなのでしょう。
さらりと、
軒下に飾られていた生け花。
息を飲むほどの美しさに、
吸い込まれるようでした。
パンの木箱や机なども飾られてありました。
正子にも何点か贈ったようです。
80歳を超えても、
次郎の顔は、
あどけない少年のまま…。
東西きっての色男。
嫉妬するくらい素敵♥
TODAY'S OUTFIT
・Linen Coat pip-squeak-chapeau
・dress dosa
・pants ARTS & SCIENCE
・shoes Martin Margiela
・stole Faliero Sarti
ps
今回もとても実りのある東京滞在でした!
限られた時間だったので、
声をかけられなかった友人たちもいっぱい。
またすぐに、
Come Backしま~す!
引き続き、
日々の暮らしのこと、
そしてもちろん、
NYC & BROOKLYNのことについて綴っていきます。
どうぞよろしくお願い致します★
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