Nov 24, 2011

Kei Takemura "renovated"...



破損されてしまった大切なモノたち・・・を。
絹糸でできた繊細で柔らかいオーガンジーの布で包み、
その破損部分にステッチを施す。
竹村京さんの『修復された』シリーズ。
既に本来の役割を失ったモノたちを慈しみ、愛しみ、
再度、修復させること。
美しく輝くその布下から透けて見える、
想い出のつまった記憶の断片。
久しぶりに、
アート作品を見て、
”フルフル”と心が震えた夜でした。
10年以上前の、
スーザンチャンチオロの作品を見た時、
以来なのかもしれない・・・。
このブログのタイトルでもあるJust thing...。
一番最初に綴ったコトバ。
『たかがモノ、
 されどモノ。

 人との出逢いと
 同じくらい、
 モノとの出逢い
 に恵まれている。
 幸運にも。

 物心
 付いた頃から、
 お洒落が
 大好きで。
 気付いたら、
 そんな
 仕事に就き、
 気付いたら、
 そんな
 エネルギーが
 満ちあふれている
 場所で暮らし。
 この街で
 出逢ったモノたちを中心に、
 昔からずっと好きだったモノ。
 そして、
 そのことを教えてくれた人たち。
 時には、日々のこと。

 そんなふうに綴れたら良いと思います。』

自分が今まで築き上げたフィルターに引っ掛かるモノに
必ず共通することは、
“物語“を感じること。
大好きな洋服や靴達、
アート、
本、
音楽、
映画、
そして、
人間。
全てに関して、
“物語”を感じられるモノに反応するのです。

 Kei Takemuraさん。
彼女のweb siteも、
とっても素敵。
(私にはできない)
作り込まないセンスの良さ。
こういうのに憧れてしまいます。

ps
初心に返って、
モノに関する新連載(新ブログ)スタート予定です。
詳細はまた後日。
Happy Thanks Giving!!

No comments:

Post a Comment