Oct 2, 2010

TENDER BUTTONS.

今日はあいにくの雨降り・・・。
そんな中、
学校の帰り道、
途中下車して訪ねたのは、
アッパーイーストサイドにある老舗のボタン屋さん。
TENDER BUTTONS.
小さな小さな店構え、
木で出来た大きなボタン看板。
ウィンドウにディスプレイされたのは、
ABCのアルファベットスタンプとボタン達。
一歩、お店の中に入ると、
もうそこは夢の世界。
相変わらず、
ブレブレの映像ですが、
モノトーンの格子の床。
古い木の棚、
壁一面に納められたボタンの数々。
反対革の壁には、
希少価値の高いアンティークボタン達。
不思議の国のアリスや、
オズの魔法使い。
おそらく近所に住むマダムが、
ラルフローレンの黒のニットドレスを持ち込んで、
「この金ボタンを全部取っ替えたいんだけど、
 どれがいいかしら?
 ちなみにジュエリーのことも考えて、
 あまり派手になりすぎないようにね。」と。
そして、
お洒落な店主が選び出しのたのは、
スワロフスキーが散りばめられた小さなガラスボタン。
それはそれは素敵な組み合わせで、
マダムも大満足。
そんな素敵な場面にも遭遇♪
ちなみに、私が鼻血が出そうになったもの。
動物の骨で1つ1つ手作りされたこの子達。
パンダと猫とウサギ。
裏側も同じように彫ってあって、
ぷっくり360度立体!!
ボタンにしては少々お値段高めですが、
ざっくりニットカーデにこの子達が付いてたら♥
と想像してたらニヤニヤが止まらない!!
うぅぅぅぅぅ〜。
そしたら、今度は、
このボタンに合う
ざっくりニットカーデを探しに行ったりして笑
冗談です、はい。

・TENDER BUTTONS

143 E. 62nd St., New York
NY 10065

PS
最近、というか今、気になる人。
JOSEPH CORNELLというアーティスト。
なぜなら、
一昨日、
インストラクターの先生から、
「君のこの箱の作品は、
 JOSEPH CORNELLぽいから、
 僕はあまり好きじゃない。
 箱から出して展示すべきだ。」
と提案され、
そして今日。
学校で、私が作業をしてると、
「あなたJOSEPH CORNELL知ってる?
 もし知らなかったら、
 きっと好きだと思うわよ。」
とクラスメイトに言われ・・・。
なんだか、連日だったので、
奇妙な感覚にとらわれたのがきっかけ。

箱の中で、
彼の宇宙を表現すること。
それが彼のアート。
指摘されるまで、
知らなかった存在。
目指すところは、
こういうことなのかもしれない。

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